フレンチのシェフが作るとんかつ【カツレツMATUMURA】さんにお邪魔しました。

2021.04.21

以前は【メゾンルパンミュラ】というフレンチのお店でしたが、2020年3月にとんかつ専門店としてリニューアルオープンされました。そんなフレンチのシェフだからそこ作ることのできるとんかつを味わうべく！完璧にお腹を空かせていざ出陣！！

Written by 伊達よしこ

高級感のある外観がとっても素敵。テーブル6席とカウンター4席の全10席。

夜のメニューはこちら。

ドリンクも充実しています。

注文したのは“雪室熟成豚フィレ肉低温カツレツ150g” 3080円と“雪室熟成豚フィレ肉低温カツレツ100g” 2640円。カツレツMATUMURAさんのスペシャリテであるこちらのメニュー。自然の冷蔵庫”雪室”でドライエイジングされていることから、「雪室熟成」と呼ばれているそうです。

メインが出てくる前に“パルメジャーノとパン粉のガレット“。フレンチのシェフならではのお口どりは、チーズのお味がしっかりとしていてお酒が進みます。

そろそろ、お肉がきますので、と土鍋ご飯とお味噌汁、お漬物をセッティングしていただきます。1人前ずつ土鍋で炊き上げられるご飯、なんて贅沢。お米は特Aランクの北海道産「ななつぼし」。ほどよい甘みで、冷めても美味しいことで知られる品種です。キャベツ用にと専用のドレッシングも。

そしてそして、お待ちかねのカツレツの登場〜

こちらは“雪室熟成豚フィレ肉低温カツレツ150g”

そしてこちらが“雪室熟成豚フィレ肉低温カツレツ100g”

低温でじっくり時間をかけて揚げられたカツレツ。美しいピンクの断面に感動です。まずはなにもつけずにいただきます。

衣はサクッと軽く、お肉は絶妙なレア感。これほどまでに柔らかく、優しい舌触りのカツレツは初めて！！旨味がしっかりと閉じ込められており、口の中に肉汁がジュワーと広がります。そして、お皿に添えられたマスタードと熟成すだちポン酢、マルドンの塩、自家製ウスターソースで味変しながら楽しめます。個人的には、塩でフィレの旨みを存分に楽しむのがおすすめ！

さあ、〆はお茶漬けです。お皿の右端に小さくカットされたカツレツが2つあり、最後にお出汁と一緒に頂くことができるんです！ “あっさり“と” こってり “から選べるとんこつのお出汁。選ぶお出汁によって薬味も違うんです！私は “あっさり“を選びました。カツレツをのせて、お出汁をたっぷりかけ薬味ものせていただきます。