大名古屋で日本酒を始めませんか?【シセヰ・YATA】に教えてもらう日本酒の“本当”の魅力

ディナー

2024.08.07

お酒の種類の中でも少しハードルの高さを感じがちな、日本酒。ですが、大名古屋ビルヂングB1Fの日本酒バー【YATA】では、カジュアルなスタイルで日本酒への第1歩を踏み出せます。ふらっと立ち寄れる気軽な雰囲気ながら、純米酒・生酒(なまざけ)のみにこだわる本格派。日本酒の“日本酒らしさ”を味わえる【YATA】で、初めての日本酒を始めてみませんか?今回は、ディナータイムの「利き酒コース」に挑戦してみました。

搾りたてのフレッシュな味を楽しめる“生酒”で、鮮度の高い日本酒らしさを

大名古屋ビルヂングB1F【シセヰ・YATAは、卵かけごはんの専門店【シセヰ】と、日本酒専門のバー【YATA】のコラボショップ。日本を代表する2つの食文化でつながった、日本食の魅力を発信するアンテナショップでもあります。今回フィーチャーする【YATA】は、バースタイルというカジュアルさながら、取り扱っているのは日本酒の原点とも言える純米酒のみというこだわり。さらに、製造工程で加熱処理を1度も行わない“生酒(なまざけ)”だけをラインナップしています。搾りたてのフレッシュ感がしっかりと残る生酒は、まさに日本酒らしさそのもの。淀みのない日本酒の味を存分に堪能できます。普段から日本酒に馴染みがあるという梨伽さんには、夜メニューの中から「利き酒コース」(2,200円)に挑戦してもらいました。

45分間、好きな銘柄を1杯ずつ飲み比べができる「利き酒コース」(2,200円)をオーダー。「利き酒コース」は、16:00以降のディナータイムのみ。

撮影日は、冷蔵ケースの中に12銘柄がラインナップ。なくなり次第銘柄が入れ替わっていき、常時10銘柄程度が揃っています。加熱処理を行っていない生酒は、温度管理が難しい繊細な日本酒だそう。

【シセヰ・YATA】は、大名古屋ビルヂングB1Fの「大名古屋マルシェ」内の店舗です。日本酒に興味があるけどなかなか踏み出せない人は、まずは気軽に【YATA】で始めてみては?

店舗で使用している絵付けの鮮やかさが目を引く九谷焼の器は、一部購入も可能。ここからも日本の文化を感じることができます。

その名の通り“利き酒”気分で、それぞれの銘柄の個性を飲み比べて楽しんで

「利き酒コース」は、45分間であれば何種類でも日本酒の飲み比べができるコースですが、ただし1銘柄につき1杯(50ml)限り。その名の通り“利き酒”感覚で銘柄ごとの違いを楽しむことができます。まず1杯目は、ラインナップの中からジャケ買いならぬ、ラベルが気になるものをオーダー。ライチが描かれたラベルがなんとも夏らしい「真夏の果実」を選びました。岡山県の嘉美心(かみこころ)酒造が手掛ける「真夏の果実」は、蔵元が得意とする甘口、爽やかでフルーティーな飲み口が特徴の“夏仕込み”の限定酒です。次に2杯目には、「1杯目よりもキレのあるもの(辛口)を」と伝えて、選ばれたのはクリアブルーのボトルが涼し気な「今錦 中川村のたま子」。長野県の米澤酒造が手掛ける「今錦 中川村のたま子」は、長野県の上伊那郡中川村の美しい農村で生まれた“夏のたま子”です。清涼感のある瑞々しい酸や辛さ、飲んだ後のキレの良さが特徴で、梨伽さんいわく「スイスイと飲み進めていける、飲んでいて気持ちのいい1杯」。そのため、料理と一緒に楽しむ食中酒としても最適だそう。

1杯目は、梨伽さんがラベルのデザインが気になった「真夏の果実[純米吟醸無濾過生原酒]」からスタート。

ラベルのデザインのイメージそのままに、フルーティーで爽やかな飲み口。日本酒製造においての1年は7月1日から翌年6月30日を指すため、7月初旬に搾られる「真夏の果実」は、“日本一早いしぼりたて”と呼ばれたりします。

今回はすべての銘柄を冷酒で飲みましたが、もちろん熱燗にも対応してくれます。熱燗にすると味の印象が変わるそうなので、熱燗で味わってみるのもおすすめです。

2杯目は、1杯目よりも辛口の銘柄を選んでもらいました。「今錦 中川村のたま子[特別純米生酒]」のブルーラベルは、貴重な季節限定品です。

「今錦 中川村のたま子」のすっきりとした飲み口に、梨伽さんも「すいすいと飲み進められる」と気に入った様子。

合間に、「お酒のお供[選べる二種]」(300円)を注文。人気のちりめん山椒と辛子明太子をお供にして、3杯目へと進みます。この他、常時10種類程度のおつまみメニューが用意されています。

飲み比べてこそ分かる“自分好み”の味。9月末まで「SOLOYATA」キャンペーン開催中!

本日最後の1杯となる3杯目は、梨伽さんの好みで“更なる辛口”を注文。スタッフが選んでくれた「春鹿」は、奈良県の今西清兵衛商店が造る、通称“裏・春鹿”と呼ばれる贅沢な無圧搾り中取り生原酒です。辛口らしいミネラル感とトロリとした口当たり、そして鋭いキレ味を持つ存在感のある1杯。3銘柄を飲んで梨伽さんのお気に入りは、飲みやすさが印象的だった2杯目の「今錦 中川村のたま子」でした。この日は冷蔵ケースの中に12銘柄が並んでいましたが、なくなり次第入れ替えていくため、その日だけかもしれない貴重な銘柄との出合いも存分。「利き酒コース」の場合、45分間で平均810銘柄程度を飲むお客さんが多いそうです。自分で銘柄を選んで楽しむのはもちろん、好みや気分をスタッフに伝えて銘柄を選んでもらうのも良し。なお、20249月末まで初めて【YATA】を利用する人に限り、「利き酒コース」が無料となる“SOLOYATA”キャンペーンを開催中。キャンペーンは事前予約制となっているので、【YATA】の公式Instagramアカウントをフォローして、DMにて予約問い合わせを。この機会に、日本酒の新たな扉を開けてみて。

▶【YATA】の公式Instagramアカウントはこちら

3杯目は、今日のラインナップの中でも特に辛口な「春鹿[無圧搾り・中取り・生もと純米超辛口生原酒]」。奈良県・今西清兵衛商店が限られた酒販店のみに卸している超限定品“裏・春鹿”です。

「利き酒コース」なら、居酒屋ではなかなかできない日本酒の飲み比べに挑戦できます。飲み比べるからこそ分かる“好みの味”を見つけて、ぜひ日本酒の虜になって。

※サイト内に掲載されている価格は、
すべて税込価格です。 
※掲載情報は、情報公開日時点のものとなります。
予めご了承ください。

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