大事な腕時計、修理を諦めていませんか？【ジェイアール名古屋タカシマヤウオッチメゾン】に相談を

2023.03.23

腕時計が止まってしまった、壊れてしまった、それをキッカケに腕時計をしなくなってしまった。思い当たる節はありませんか？修理にいくらかかるか分からない、そもそも直るのかも分からないと諦める前に、まずは【ジェイアール名古屋タカシマヤウオッチメゾン】のリペアコーナーに気軽に相談しましょう。今回は、実際に2本の腕時計を持ち込んで、修理の相談に伺いました。

この記事の目次

故障をキッカケに腕時計をつけることを止めてしまう、誰にでもある経験です
電池交換と簡単なクリーニングを行った結果…故障の疑いが発覚しました
お客様の時計と真摯に向き合う。修理の概算見積もりをお客様に伝えて、完了

故障をキッカケに腕時計をつけることを止めてしまう、誰にでもある経験です

今回、修理の相談に持ち込んだのは、動かなくなってしまった〈OMEGA（オメガ）〉と〈RADO（ラドー）〉の2本。〈OMEGA〉については、ベルトも壊れてしまっています。まずは、受付から。スタッフが文字盤や針の汚れの状況や裏蓋に記載されている時計の情報を確認しながら、故障の原因に見込みをつけていきます。結果、〈OMEGA〉については電池交換とベルト修理の見積もり、〈RADO〉については中身の故障の疑いが高いため、オーバーホール（※1)の見積もりを出してもらうことになりました。

（※1）オーバーホールとは、時計を部品単位まで分解して清掃・再組み立てを行い、新品時の性能状態に戻す作業のことを言います。

左が〈RADO〉、右が〈OMEGA〉。持ち主は愛着を持って使っていた腕時計でしたが、故障をキッカケにつけることを諦めてしまっていた2本です。

外装各部を点検するほか、文字盤や針の汚れの状況などを見ることで、中身（機械）がどれぐらい劣化しているかを読み解くことができるそう。故障の見立てを行ううえで欠かせない確認のひとつです。

今回、〈OMEGA〉については電池交換を依頼しました。受付から約1時間で現場対応できる修理や電池交換は完了します。

電池交換と簡単なクリーニングを行った結果…故障の疑いが発覚しました

電池交換だけと言っても、一級時計修理技能士をはじめ、有資格の経験豊富なスタッフが対応。まずは、時計自身が磁気を持っていないか？を確認し、磁気がある場合は“磁気抜き”を行います。どうしても長く使っていると、磁気を発する各種機器や生活用品の影響を受けて磁気を持ってしまうそうで、それが故障を引き起こす原因になることもあるそう。磁気抜きを行った後は、裏蓋を開けて電池交換を行いますが、その際に時計がどれぐらいの電力を消費しているか？を必ず確認します。基準値を大きく上回る場合は、電池交換非適応、修理が必要なことも。今回の〈OMEGA〉は無事に電池交換適応となったため、電池交換と簡単なクリーニングを行ってもらえました。しかし、電池交換を終え無事に動き出した時計の時刻合わせの際に日付表示が正常に機能していないことが発覚。〈OMEGA〉についてもオーバーホールが必要なことが分かりました。

時計が磁気を帯びていないかを、方位磁石にかざして確認。腕時計にとって、磁気は天敵。磁気帯びの場合、磁気抜きが必要だそう。

電池交換だけでも、繊細な機械式時計を取り扱う慎重な作業。細かな汚れの除去や動作確認を行いながら、丁寧に作業を進めていきます。

電池交換後、時刻合わせと表面のクリーニングを行って完了。今回は、その際に日付表示が機能していないことが発覚しました。

お客様の時計と真摯に向き合う。修理の概算見積もりをお客様に伝えて、完了

購入からアフターケア、修理の相談まで、【ジェイアール名古屋タカシマヤウオッチメゾン】は、大切な腕時計と“長く付き合っていく”ためのサポートが充実している場所です。今回、修理の相談に持ち込んだ2本については、〈OMEGA〉は電池交換を行ったもののオーバーホールが必要なため改めて見積もりを、〈RADO〉についてもオーバーホールの見積もりをそれぞれ提示してもらうという結果でした。実際に修理にいくらかかるのか？それを知るだけでも自身の腕時計への愛着が増します。【ジェイアール名古屋タカシマヤウオッチメゾン】では、修理だけでなく、替えベルトを常時300種類以上取り揃えているほか、自動巻き式の腕時計をセットしておくだけで時計を自動で回転させ、ぜんまいの巻き上げを補助してくれる「ワインディングマシーン」も用意するなど、腕時計と楽しく長く付き合える方法を提案してくれます。