気になったフレームは、まず掛けてみる。メガネ選びは、そこから始まります

第一声、「まずは、どんどん掛けてみてください」と小栁さん。「店内の商品を見ながら気になるフレームがあれば、まずは掛けてみないと始まりません。似合う、似合わないだけでなく、メガネにも当然、サイズ感があります。メガネの丁番（ヒンジ）と顔の間に大きなスペースが空いてしまうフレームはサイズが合っていない（大きすぎる）ものになります」。試し掛けをしているお客さんを見て、何を探しているのか、どういうものが好みかのヒントを得ているそう。「仕事で使うのか、プライベートで使うのか。週何回程度掛けたいのか。用途や掛ける目的に合わせて、メガネをお見立てします」。というわけで今回は、“週1～2回程度、プライベート（外出時）に掛けるメガネ”をオーダー。

すると小栁さんは手早く、3本の候補を選んでくれました。「顔がどちらかというと面長のタイプなので、レンズの丸い“パント型”のフレームが似合うと思います。フレームは髪色に近いブラウンを中心に選んでみました」。候補に挙がったのは、シルバーのフルメタルフレーム（①KV-78L ATS）、セルロイドの定番フレーム（②KC-65 PBR）のブラウン、プラスチック+メタルのコンビフレーム（③KV-66 BRGR）の計3本。1本ずつ掛け比べてみた結果、現時点で彼女が一番しっくり来たのは①。②のフレームを外して①③の2本のフレームを残し、〈FACIAL INDEX NEW YORK 名古屋店〉ならではの“特別な測定器”を使用するために移動します。

気になるフレームは実際に手に取って、掛けてみる。掛けることで初めて気づくことも多いはずです。自身で似合わないだろうと決めつけず、積極的に掛けてみて。

小栁さんが彼女のために選んだフレームは、写真上から、KV-66 BRGR（48,400円）、KC-65 PBR（46,200円）、KV-78L ATS（44,000円）の3本。すべて〈金子眼鏡〉。

鏡の前での試着では、1本目に掛けたフルメタルフレーム（①KV-78L ATS）が第1候補に。

最新の測定器「VISUFIT1000」を使って、試着姿を客観的に見比べて

「金子眼鏡」の東海エリアでは初の導入となる〈カールツァイス〉社製の測定器「VISUFIT1000」。このマシンでは、計9台のカメラで180度9方向からの写真を一度に撮影できるため、あらゆる角度からの試着姿を確認・比較することができます。実際に①③のフレームを試着して撮影。

「2本のフレームの試着姿を比較できるのはもちろんですが、流行りのカラーレンズや調光レンズのシミュレーションを実際に“自分のお顔”で確認することもできます。これまではカラーレンズのサンプル使ってお客様に掛けている姿をイメージしてもらうしかなかったですが、自分の掛けている姿を客観的に見ることで、仕上がり後のイメージの差異も圧倒的に少なくなります」。特に度入りメガネを外して試着する場合、鏡に近寄ってぼんやりと見えにくいという人も多いはず。さらに2本を比較したい場合、記憶と印象に頼るしかありません。なにより、客観的にメガネを掛けている自分を“見比べる”ことで鏡の前で比べるのとは違う答えになることもよくあるそう。実際、彼女が最終的に選択したのは③のフレーム。「VISUFIT1000」の活躍によって、納得の1本を選びことができました。〈FACIAL INDEX NEW YORK 名古屋店〉ならではの似合う1本の見つけ方。ぜひ気軽に来店して、あなた自身の目で体験を。

〈カールツァイス〉社製の測定器「VISUFIT1000」で、2本のフレームの試着姿を撮影。

横並びの写真で比較できるのはもちろん、正面だけでなく全9方向の試着姿を確認できます。鏡の前で試着したときとはまた違った印象に。

カラーレンズの細かな濃度まで自分の顔を通してシミュレーションできるので、カラーレンズに初めて挑戦する際も安心。あなたに似合うレンズの色が分かるかも？！

最終的には、プラスチック+メタルのコンビフレーム（KV-66 BRGR）で決定！鏡の前での試着と測定器での試着で違うフレームが選ばれる結果に。測定器での試着の重要さが浮き彫りになりました。