名古屋駅で買うべき手土産。【ツバメヤ】のとろけるわらび餅「黄金わらび(こがねわらび)」

選び抜かれた素材と妥協のない製法で、永く付き合える和菓子を作り続ける【ツバメヤ】。大名古屋ビルヂング店のみでしか手に入らない、言わずと知れた名物が「黄金わらび(こがねわらび)」です。箱いっぱいに敷き詰められた“黄金色”のきな粉の中に、宝物のように隠れているわらび餅。とろけるようにやわらかいと評判で、手土産としても高い人気を誇る「黄金わらび」をご紹介します。

柳ヶ瀬本店から毎朝届くわらび餅の生地を、店頭で「黄金わらび」に仕上げる

【ツバメヤ】が本店を構えるのは、岐阜市・柳ヶ瀬。そこで作られるわらび餅の生地が、毎朝「大名古屋ビルヂング」へと届き、開店直前に手作業で一つずつ丁寧に「黄金わらび」へと仕上げていきます。本店にて販売されている「ツバメわらび」とは生地もきな粉も違い、「黄金わらび」はとろけるようにやわらかく、適度なコシもある純黒糖入りの生地を使用。きな粉は、浅炒りの北海道産大豆「とよまさり」。本店のきな粉に比べて黄色いのは、あえて“浅炒り”にしているから。生地ときな粉の相性の良さもちろん、食感と香りで誘う上品かつ大人のわらび餅です。

柳ヶ瀬本店にて作られる「黄金わらび」の生地。純黒糖を使い、本店の「ツバメわらび」よりも短い練り時間で仕上げています。

大名古屋ビルヂング店では、開店の2時間前から仕込みをスタート。2人で作業を分担し、手早く「黄金わらび」が完成させていきます。

わらび餅を手で切り分ける作業は、生地に触れる時間をなるべく少なくすることがポイントだそう。

切り分けられた生地は、すぐにきな粉が入った隣の器へ。きな粉をたっぷりとまとわせた後、丁寧に箱に詰めていきます。

箱に詰めたわらび餅は生地がやわらかく、くっつきやすいため、きな粉を追加することで箱の中を調整していきます。

開店前には箱詰めまで完了。閉店前に売り切れてしまうこともある大人気商品です。

賞味期限は2日でも、できるだけ早く味わって。余ったきな粉も最後まで

素材の持ち味を引き立てることを念頭に置いている【ツバメヤ】のお菓子は、どれも甘さ控えめ。「黄金わらび」は、わらび餅もきな粉も甘さ控えめで作られているので、大豆の持つ本来の甘さや香り、純黒糖のならではの甘さの余韻…そういった“素材の味の本質”を堪能できます。また、食べ終わった後には必ずきな粉が残るので、そちらは別メニューに転用して最後まで余すことなく味わって。ホットケーキやクッキーの生地に入れたり、豆乳やミルクと合わせるだけでできるドリンクメニューなど、きな粉は意外と使えます(【ツバメヤ】のきな粉の活用レシピはこちら)。「黄金わらび」はその商品の特徴から、賞味期限は2日以内。とはいえ、食感と香りに違いのある商品のため、できるだけ早く食べるのがベストです。名古屋駅という立地条件もあって、名古屋駅から他府県へ出かける前に立ち寄って“名古屋土産”として「黄金わらび」を選ぶ人も。名古屋で話題のわらび餅を、大切な人との時間に添えて。

たっぷりのきな粉に埋もれた「黄金わらび」(10切入1,393円)。その他の和菓子も、素材のおいしさを生かしたやさしい味わい、かつ素材の力強さを感じる味になっています。

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