改めて知っておきたい【名古屋コーチン親子丼 酉しみず】の「極煮名古屋コーチン親子丼」とは?

ランチ

2024.06.12

店名にもあるように【名古屋コーチン親子丼 酉しみず】の名物は、言わずもがな「名古屋コーチン親子丼」。しかもメニュー名には“極煮”という冠がついています。食べたことありますか?東京・中目黒の名店「水炊きしみず」が、こだわり抜いた渾身の親子丼とは?名古屋コーチンを贅沢に使用した、もはやこれも“なごやめし”と呼んでもいい【名古屋コーチン親子丼 酉しみず】の親子丼に密着。

名古屋コーチンの旨みを余すことなく、親子丼の中に注入して。だから、極煮

実は、【名古屋コーチン親子丼 酉しみず】を手掛けたのは、東京・中目黒の超人気店「水炊きしみず」。水炊きの〆として常連客から人気を集めていた親子丼を、名古屋出店の機会にブラッシュアップし親子丼専門店として大名古屋ビルヂングにオープンさせました。要するに、“水炊き=鶏”をよく知った店がここの親子丼を考案したということです。具材は、名古屋コーチンのもも肉、名古屋コーチンの佃煮、タマネギ。出汁はもちろん、名古屋コーチン。これだけで名古屋コーチンの旨みがギュッと詰まっていることがよく分かります。具材を出汁で2分程度煮立たせているうちに用意するのが、名古屋コーチン卵。2個は割るだけ、1個は割って溶いて別々に準備をしておきます。次は、卵で“とじる”工程。まずは卵を2個割ったボウルから、白身だけを鍋に注ぎます。そして、残った黄身をお玉でほぐして鍋へ。最後に溶いてあったもう1個を鍋に注いで完成。お気づきでしょうか?白身、黄身、全卵と順に3種類の卵でとじているのです。これが、仕上がりのふわふわ感と卵の味の濃厚さの秘密。

親子丼に、名古屋コーチンの佃煮を入れるという発想がさすが。佃煮の味が出汁に溶け出して、より強い旨みを感じられる親子丼に仕上がります。

やはり味の決め手は、出汁。見るからに鶏の旨みが溶け出している“黄金の”出汁で煮込んでいきます。

割っただけの卵2個と、割って溶いた卵1個を別々のボウルに入れてスタンバイ。

まずは、白身(2個分)だけを鍋へと流し入れます。

次に、卵2個分の黄身を鍋へ。白身と黄身を分けて入れるひと手間を。

白身(2個分)→黄身(2個分)→全卵(1個)の順に、全部で3個の卵を使ってとじています。

これぞ、名古屋の親子丼と呼ぶにふさわしい。仕上げに“八丁味噌ダレ”で完成!

【名古屋コーチン親子丼 酉しみず】の親子丼に使われているご飯は、名古屋コーチンの出汁で炊いた麦ごはん。さらに仕上げには、八丁味噌の特製ダレをたっぷりかけて、丼の中を“名古屋”に染め上げます。名古屋コーチンの魅力をこれでもかと言わんばかりに親子丼に閉じ込め、要所要所でアクセントとして八丁味噌が名古屋コーチンの旨みを際立てる。もう新しい“なごやめし”と呼んでもいいのではないでしょうか。“極煮”を冠したこの親子丼は、【名古屋コーチン親子丼 酉しみず】の豊かな発想とおいしさへの探求心が生んだ、誰もが必食の一品です。

八丁味噌の特製ダレがかかると、なんだか親子丼がより名古屋らしく見えてきます。思いつきそうで思いつかない、タレをかけるというアイデアに脱帽。

「極煮名古屋コーチン親子丼」(1,580円)。名古屋コーチンもも肉の追加(+600円)もできます。「極煮名古屋コーチン親子丼 チキン南蛮セット」(1,950円)も用意。

※サイト内に掲載されている価格は、
すべて税込価格です。 
※掲載情報は、情報公開日時点のものとなります。
予めご了承ください。

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