名古屋駅で、串揚げで乾杯。【東京恵比寿串亭】で、今日の“おまかせ串揚げ”シミュレーション

2024.01.31

趣向を凝らした“ならでは”の串揚げで人気を集める【東京恵比寿串亭】。ディナータイムの最も定番なメニューは、串揚げの「おまかせ」。季節ごとに変わる25種類程度の串揚げの中からストップをかけるまで1本ずつ順に提供される、まさに“おまかせ”のスタイルで新たな串揚げとの出合いを演出してくれます。今回は、実際に串揚げの「おまかせ」を体験してきました。

この記事の目次

「おまかせ」の魅力は、予期せぬ串揚げとの出合い。次は何かな？と粋に楽しんで
海老真丈や握り寿司といった和食のメニューを、串揚げという世界観で表現

「おまかせ」の魅力は、予期せぬ串揚げとの出合い。次は何かな？と粋に楽しんで

串揚げの専門店【東京恵比寿串亭】の串揚げは、常時26種類程度のネタが揃い、季節ごとに約半分が入れ替わります。名前で想像がつく定番ネタから、職人のアイデアが生きた創作串までメニュー表を見ているだけでワクワクするラインナップ。ディナータイムには、串揚げの内容が決まっている「おきまり」コースも用意されていますが、せっかくなら「おまかせ」で普段は頼まないようなネタとの出合いを楽しむのもおすすめです。というわけで、本日は「おまかせ」をオーダー。

まず記念すべき1本目は、「黒毛和牛サーロイン」からスタート。串揚げの定番とも言える“牛串”です。【東京恵比寿串亭】の串揚げは、100％ひまわりの植物油を使うことでサクッと軽い衣が特徴。これなら何本でも食べられそうと思わせてくれます。次に2本目は「天使の海老」、3本目は「さわら醤油麹」、4本目は「大根のうま煮土佐揚げ」と続きます。注目は、醤油麹に漬け込んだ鰆を揚げた「さわら醤油麹」や、出汁で煮込んだ大根に鰹節をまぶして揚げた「大根のうま煮土佐揚げ」。このひと手間を惜しまないアイデアが【東京恵比寿串亭】が人気を集める理由の一つです。

串揚げ用の用意されたつけダレは、左から味噌、かぼす、醤油、塩、カラシソース、ソース。お通しとして、生野菜の盛り合わせが出てくるのがうれしい。

食べ終わりのタイミングを見計らって、職人がカウンター越しに串揚げを1本ずつ提供してくれます。ネタの説明もしっかり聞いて。串揚げはすべて1本330円。

串揚げの提供時に、職人がおすすめの食べ方をアナウンスしてくれます。例えば、今回の1本目の「黒毛和牛サーロイン」は、ソースをつけるのがおすすめ。

1～4本目の串揚げはこちら。写真左上から時計回りに、「黒毛和牛サーロイン」、「天使の海老」、「さわら醤油麹」、「大根のうま煮土佐揚げ」。

海老真丈や握り寿司といった和食のメニューを、串揚げという世界観で表現

続いて5本目は「ズワイガニ」、6本目は「せりの鶏ささみ巻き」、7本目は「柚子香る椎茸海老真丈」。現在展開されている冬の串揚げの中で、「柚子香る椎茸海老真丈」は、一二を争う人気ネタだそう。日本料理の定番「真丈」を串揚げで味わえるとは？！メニュー表を見たときから一番気になっていたネタでした。次に8本目は「炙り牛タンとニンニクの芽」、9本目は「九条ネギ豚巻き」。やはり、野菜と肉の組み合わせは串揚げの本質、相乗効果で旨さが倍増します。

10本目の「子持ちコンニャク」を食べたところで、あと2本でストップをオーダー。待ち時間が出ないように順に手際よく揚げてくれているので、ストップは遅くとも2本前までに伝えるのがマナーです。11本目には「塩〆藁焼き本マグロの握り寿司」、12本目は「鮭いくら」の海鮮串が並んで、今日の「おまかせ」は〆。「塩〆藁焼き本マグロの握り寿司」は、串に刺したシャリだけが揚げてあり、その上に藁焼き本マグロの切り身がのった見た目にも“寿司”な仕上がりの串揚げでした。また、「鮭いくら」は定番として外されることがない【東京恵比寿串亭】の看板ネタの一つ。こぼれんばかりのイクラが食欲をそそるフォトジェニックな1本です。「おまかせ」の平均本数は、12本だそう。中には、全メニューを1本ずつ1周するお客さんも。自分仕立てのコースのように串揚げを楽しむ、食材の組み合わせや味付けを楽しむ、串揚げは無限の可能性を秘めた料理です。